こんにちは、あっきーです。

「お話をしてきましたシリーズ」

今回が記念すべき第一回目なのですが、最初はこの方のお話をしたいと思います。

”性同一性障害の女性”です

今回の記事では、かなりリアルなところまで突っ込んでいこうと思っていますので、性的な表現なども多くあります。

前置きとしては、以前の記事にまとめておいたので、先にそちらをご覧ください。
新企画「お話をしてきました」

こういったものが苦手な方は、読むのを控えて頂いた方が良いかもしれません。

ではさっそく参ります!

性同一性障害とは?

まず、この方とお会いするまで、私は”性同一性障害”に対する理解はほとんどありませんでした。

人種、同性愛に関する差別的意識は全くありませんが、「何も知らなかった」に等しい状態でした。

この記事を読んで頂いている方々の中にも、そのような人は多いと思います。
では少し、”性同一性障害”について、稚拙ながらにも説明していきたいと思います。

性同一性障害(せいどういつせいしょうがい、英:Gender Identity Disorder, GID)・性別違和は、出生時に割り当てられた性別とは異なる性の自己意識(Gender identity、性同一性)を持つために、自らの身体的性別に持続的な違和感を持ち、自己意識に一致する性別を求め、時には身体的性別を己れの性別の自己意識に近づけるために医療を望むことさえある状態』をいう医学的な疾患名。やや簡潔に『性同一性(心の性)と身体的性別(身体の性、解剖学的性別)が一致しない状態』とも説明されている。
引用:Wikipedia

つまり、”身体的性別”と”心の性別”が一致しない人という事です。

男性の身体に生まれながらも、心は女性(MtF)
女性の身体に生まれながらも、心は男性(FtM)

では、性同一性障害の症状を引用します。

自身の生物学的性別に対する嫌悪や忌避
生物学的性別とは反対の性への持続的な同一感
生物学的性別とは反対の性役割
引用;Wikipedia

つまり、自分の身体的性別に対して、違和感や嫌悪感があるみたいです。
逆に、自身の身体的性別の逆の性別に対して、同一感をもっています。

ほとんど引用になってしまいましたが、私のにわか知識で全てを語るよりかは、はるかに良いと思います。
では実際に、お会いして、お話を聞かせて頂いて、私が何を聞き、どのように感じたかを書いていきたいと思います。

Aさん22歳

その人の名前は、Aさんとします。年齢は22歳、社会人です。

まず最初に、非常にびっくりした事があります。それは・・・

「外見が完全に男性だった事です」

本当にびっくりしました。
見た目は完全に男性で、声まで男性だったんです。

驚いた私は、Aさんにその事を尋ねると、こう教えてくれました。

「1年前からホルモン注射を打っていて、今は男性として生活しています」

なるほど・・・と思ったはいいものの、いまいち頭で理解ができません。
つまりAさんは、男性ホルモンを注射したおかげで、より男性らしくなっている。そして、会社ではというか社会的には、”男性として生活している”のか。

もうこの時点で、私は変な感覚に囚われっぱなしでした。
目の前の男性が、性別的に女性で、でも中身は男性で・・・?

見た目が本当に男性なので仕方がないです。
髪は短く切っており、服装も男性物の洋服で、声も男性のもの、少し猫背な様子にまで男性らしさを感じました。

正直、私の中では、男性として接したらいいのか、女性として接したらいいのかすら分かりませんでした。
だから、性別関係なく、”一人の人間として”接する事にしました。

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性転換について

先ほど、”ホルモン注射”という言葉がでました。

聞くところによると、Aさんは、2週間に一回ほど男性ホルモンの注射をしているらしいです。
男性ホルモン注射をする事で、身体的な性別を男性に近づける事ができるそうです。

では、より具体的なお話をしていきます。

ホルモン注射の値段は、大体月に5000円するそうです。(保険適用外らしいです)

どのような変化があるかをAさんに尋ねると、色々な答えが返ってきました。

・月経が止まった
・声が変わった
・体毛が濃くなってきた
・身体つきが少し男性らしくなった

一年でこのような変化があったらしいです。

なるほど、声が変わったのはホルモン注射のおかげだったんですね!
言われてみれば、”変声期の男性の声”にそっくりだったんですよね。

聞くところによると、声変わりが始まった当初は、頻繁に声が裏返っていたらしいです。
それもそのはず、今までは女性の声の高さで言葉を発していたのに、いきなり男性の高さで話すのだから、感覚がつかめないのもわかります。
我々男性が、変声期に味わったあの感覚だと思います。

そして両の手を見せてもらったのですが、小さいけれど、少しゴツゴツしていて、、男性の手のようでした。爪は女爪でした。

月経が止まったというのも驚きでした。
身体がより男性らしくなっていくという事を、ここで理解したような気がしました。

そしてもちろん、それほどの変化があるという事は、最初の方は副作用がひどかったそうです。
吐き気や気持ち悪さに始まり、声が裏返るのもそうですよね。ここにも人とは違った苦労があったんだと思います。

性同一性障害にいつ気付いたのか?

Aさんに尋ねました。

あ「自分が性同一性障害だといつ気づいたのですか?」

A「個人差はあると思いますけど、自分は高校生の時でした」

あ「気付いたきっかけは何だったんですか?」

A「幼少期からずっと違和感があって、極めつけはスカートを履きたくないという気持ちでした」

なんと、スカートを履きたくない気持ちが、ありえないほど強かったそうです。
これは結構、特徴的な答えですよね。

その後、病院で診察してもらって、自分が性同一性障害だという事が分かったそうです。

私は、Aさんの当時の心境が非常に気になりました。
嬉しかったのか、驚いたのか、それとも悲しかったのか、複雑だったのか?

するとAさんは、

A「嬉しいが8割で、2割は複雑でした」

あ「2割が複雑とは、具体的にどういった気持ちなんですか?」

A「女性として生まれたという事は、当たり前のように結婚して子どもを産むんだと思っていました。だけど、それが出来ない事が複雑な心境でした。女性としての役割を担えない事が、親にも申し訳ないと思いました。」

これを聞いた私も、非常に複雑な気持ちになりました。
自分は女性として生まれてきたけれど、中身は男性です。
女性の生物的な役割としては、子どもを自分の身に宿す事。

その生物的な矛盾が、Aさんを複雑な心境にさせたんです。親御さんにも申し訳なく思うほどに。

私は体験した事がないので、その気持ちは全く分かりません。
ですが、どうしようもない矛盾に、私は少し悲しい気持ちになりました。

長くなったので、続きはまた次回にします。
それでは失礼致します。

続きはこちらです
性同一性障害の人とお話をしてきました~後編~

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