こんにちは、あっきーです!
今日は、短めの記事に内容を詰め込みたいと思います。
突然ですが、質問です。
あなたは人を評価する時に、”減点方式”と”加点方式”どちらを採用していますか?
少し考えてみてください。
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いかがでしょうか?
では早速、双方のメリットとデメリットについて説明していきたいとおもいます。
減点方式
まず、日本人は減点方式の考え方が多いとされています。学校の試験もそうですね。
1問1点の問題が100問あったとするならば、80問合っていたら80点です。
100点から、間違えた分の20点が引かれます。
減点方式の考え方を数式にすると
100-(1×20)=80点
このような考え方です。
間違っている部分に注目する考え方です。
メリット
メリットとしては、問題点に気づく事ができます。
つまりは、方向性的には出来ない事を出来るようにする。
マイナスからプラスへ、という考え方ですね。
デメリット
デメリットは、個人的に非常に多いと思っております。
特に、”マイナスからプラスへ”という事で、平均点は一定の水準を保ちやすいという事は、
”プラスの部分を伸ばしづらい”という事でもあります。
”できなかったこと”がメインで考えられていますので、気持ちの面でもネガティブになりやすいです。
色々と書きたい事もありますが、次は加点方式について書いて行きます。
加点方式
実は、アメリカは加点方式が主だと言われています。
州による違いもあるのかもしれませんが、ワシントン州のドライバー試験では、加点方式が採用されているそうです。
その加点方式のペーパーテストを例にしてみると、
100問あって70点合格ならば、70点取れた所で試験は終了です。それで合格です。
1問1点として、70問目までノーミスで行けば最後まで解かなくてOKという訳です。
この考え方を数式にすると”1×70=70”
100問あるにも関わらず、100という数字が式に使われていませんね。
また、学校の試験などでも、パーセンテージで点数を出される事がほとんどらしいですね。
1問1点の問題が100問ある試験で、80問正解したとしたならば
(1×80)÷100=80%
減点方式では100-(1×20)=80点
加点方式では80という数字が主役で
減点方式では20という数字が主役のようにみえます。
つまり、加点方式の場合は”できた部分”に着目している事が分かります。
メリット
出来る部分に着目するので、得意な要素を伸ばしやすいです。
そして出来る事を伸ばすという事は、気持ちの面でも大いにプラスになりうるでしょう。
もっと言うと、アメリカでは100%以上のスコアがつけられる事があるらしいです。
教師や採点者の予想を大きく上回る事があれば、100%を超える可能性が生まれます。
そういった点で言うと、上限値が減点方式よりも優れている教育とも言えますね。
デメリット
デメリットに関しては、出来ない部分が主役ではない事による副作用でしょう。
どういう事かというと、出来る事に着目されやすいので、出来ない事が見えづらいです。
改善のチャンスは、減点方式よりも少ないという事になります。
これを踏まえた上で
あなたは人を評価する時に”減点方式”と”加点方式”どちらを採用していますか?
言い方を変えると、”悪い(出来ない)部分を見るのか”、”良い(出来る)部分”を見るのか、という事です。
多彩な友人が多い方は、加点方式を用いている可能性が高いです。
「この人のここが良いから一緒にいる」という風に、人の良い部分を見ています。
逆に、減点方式の方は消去法で選んでいる場合が多いです。少数精鋭型の人によくみられます。
「この人はここがだめ、この人のここは無理。この人はだめなところがないから大丈夫」このような具合です。
あくまで、その人それぞれの考え方なので、どちらも私は否定しません。
人の良い所を見たいのに減点方式を取ってしまっていたりなど、
意識せずに、自分の意に反した考え方をしている事に気づける事があります。
それを意識するだけで、大きく変わるものがあるかもしれませんので、今一度考えてみてはいかがでしょうか!
今回の話のミソは、他人が減点方式と加点方式のどちらを採用しているか。
そういった目線で観察してみるのもまた、一興だというところかもしれませんね。笑
また次の機会にでも、もう少し掘り下げて書きたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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