こんにちは、あっきーです。

まずは先日の記事をご覧ください。

【富士山に登りたくない】

こちらの記事の概要はこんな感じです。

「富士山に登りたくない!」

富士山に登る

運動が超苦手

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大体、私は運動とか超苦手なんですよ。
なぜなら、圧倒的に体力がないからです。嫌いではないんですけどね。歳を取ってから苦手意識がかなり強くなった感じです。

学生時代は、マラソンに意義を見出せずよく休んでいました。それに、持病の喘息もあったので、なおさら苦手意識が強かったですね。

運動が苦手なだけじゃなく、体育会系のノリも嫌いです。あの論理的に破綻している感じがすごくウザいです笑

そんな私ももうアラサーなので、誰かに運動を強制されたりしません。
強制されないと、運動不足〜極〜みたいな称号をもらえそうなくらいの体力になります。

そんな中、友人の”たくぼん”がTwitterでこんなことを言っていました。

「一緒に富士山登る人〜!」

それに対し私は、「登りたい!」と言いました。
ここでちょっと勘違いされがちなんですけど、「体力がないから登りたくない」と、「富士山で登山を経験してみたい」という気持ちは矛盾しません。

「自分でも登れるかな・・?」

まず、結論から言うと、富士山のてっぺんまで登り、無事に下山することができました。その上で話をすすめていきましょう。

「体力はないし登りきる自信もないし体を動かすのは超面倒くさくて嫌だけど、富士山という日本一の山に登ってみたい」

こう考えている人って少なくないと思うんですよね。
登ってみたいけど、「自分にはできない〜」とか、「時間がない〜」とか言っている人がたくさんいました。

本当に時間がないのなら仕方ないけれど、「自分にはできない」というのはほとんどが思いこみです。
身体が不自由だったり、登ってみた上で本当に出来なかったのなら、「できない」ってことになりますけど、チャレンジしていないのにそう言うのは決めつけちゃっているだけですよね。

そこで、「じゃあ自分でも登れるのかな?」という疑問が出てくると思うんですけど、もう結論から言っちゃいましょう。

「わからない」

ぶっちゃけ、登ってみないとわかりません。
例えば、登れる人でも体調が悪かったら厳しいし、大雨が降ったらきついし、準備をちゃんとしていなかったら高山病のリスクが高まります。

また、”体力的に厳しいのか”、”身体的に厳しいのか”、”精神的に厳しいのか”などなど、登れる、登れないの要因はたくさんあるように感じました。

まあ、一つだけ言えることは・・

「10歳前後の子どもや、80歳オーバーのご老人でも登頂できていた」ということです。

それに加え、

「あっきーでも登れました」

そういえば、富士山登頂のリタイア率って、30%以上あるらしいんですよ。登山者全体の数値なので、初心者だったらもっと高いはずですね。

登山中に話した人の中には、4回挑戦して一度も登頂できなかったという人もいました。
個人的には、それも全然アリだと思っています。やってみてきつかったら途中で下りてもいいと思うんです。

「富士山に登るなら絶対に登頂しなきゃいけない」なんてルールないですからね笑
そう思っている人がいるのなら、それも思いこみです。

こんなに体力に自信のない私が登れたのだから、大抵の人は登れると思っています。
しかも、富士山って基本的に途中で一泊しつつ登るんですけど、私とたくぼんは泊まらずに弾丸で登って下りました(これはマジでおすすめしない)。

泊まらずに登るのと、泊まって登るのでは、難易度がかなり変わってくるはずです。
もっと言うなら、「私たちが弾丸で登れたんだから、ある程度体力に自信のない人なら、ちゃんと泊まれば普通に登れそう」っていう感じですね。

富士山に登る準備や心構えは、ググれば出てきます。一つだけ言えるのは、スニーカーは論外ですね笑

ではここから、やる気ゼロで富士山に登った感想を書いていきます。

やる気ゼロで富士山に登った感想

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所要時間は約16時間。弾丸なのでもちろん徹夜です。
休憩をかなり挟んだので、実質歩いている時間は11時間くらいです。夕方から登り始め、星や日の出を見て、朝10時過ぎに下山完了した感じです。

装備を整えるのにかかったお金は25000円〜30000円くらいですね。結構かかりました・・

一般的な富士山の登山といえば、5合目〜頂上(10合目)までです。
最初の6合目くらいまではマジでやる気なかったんですけど、7合目から一気にきつくなって、気持ちを完全に切り替えました。

舐めプでは通用しないことが分かったのと、高山病のリスクを考えたからです。
というのも、地上と比べて明らかに呼吸が荒れるんですよ。肺が小さくなったような感覚に陥りました。

正直、七合目に差し掛かるまでは余裕でした。
ところが、八合目からがかなり難易度が上がったように思いました。

大きな岩がゴロゴロしていたり、勾配が急になったり、酸素が薄くなったり、疲労が蓄積していたり、寒くなったりと色んな面でしんどかったです。

ここでなんとなく分かったのが、「リタイアする理由」です。
正直、ゆっくり休みながら行けば登れるんですよ。つまり、体力を回復しつつ登れば、体力がない人でもいけます。

しかし、高山病だけは無理です。
頭痛・吐き気・めまいなどの症状に襲われるらしいので、そのまま山道を歩くのはかなり危険でしょう。

体力がある人でも、飛ばしすぎて急激に血中の酸素濃度を下げてしまうと、高山病にかかりリタイア・・ということも容易に想像できました。

私たちは、かなりゆっくり登ったのですが、それでも相方のたくぼんは8合目以降に高山病の症状が出てしまいました。
これが弾丸登山をお勧めできない最大の理由です。高山病にかかったら登頂はかなり厳しいです。

幸運なことに、私は高山病の症状はほとんどでず(ちょっと頭痛がしたくらい)、むしろ最後らへんはハイになっていました笑
”ランナーズハイ”のように、身体を極限まで追い込むと、自衛のために脳内でβ-エンドルフィンが分泌され、苦痛を感じなくなります。

そんなこんなで、かなり多めの休憩をとりつつ、リタイアも検討しましたが、おおよそ11時間かけて登りきりました。

標高3776mの山では、とにかく星が綺麗で日の出も素晴らしかったです。
空気も澄みわたっていたし、流れ星も何度も目撃できました。それに、今までみた日の出の中で一番綺麗でした。あんなに赤い太陽は今まで見たことがありません。

”頑張って富士山に登ったからこその景色”という思いこみもあるとは思いますが、それを抜きにしても素晴らしい景色でした。

よく聞く話で、「富士山は登山より下山がきつい」と聞きます。
そうなんですよ。富士山って登るだけじゃなく、同程度の道を下らなきゃいけないんです笑

そこの感想で言えば、「下るほうがよっぽど楽」でした。
たった一回の経験からしか言えないですが、高山病が最大の難所だと考えているので、登りと下りが同じ労力だとしても断然に下るほうが楽です。

たぶん、登る時に負ったダメージがあるから、下るのがつらく感じるだけだと思ってます。
とはいえ、急な斜面を4時間前後下るのは決して楽じゃなかったですけどね。あくまでも登り時と比べたらっていう話です。私たちは、しんどかったんで休みながら下りました。

そんな感じで、ゆっくり着実にいけば、決して無理じゃないな。というのが個人的な感想です。もちろん注意点はたくさんありますけどね。
十分な備えをして、十分な睡眠をとって、十分な休息を取りながら登れば、初心者でもいけるはずです。

ただ、「ラッキーだったな」と思う点もあるのです。

それは天候です。山の天気は変わりやすいので、大雨が降っていたら、ここまでうまくいっていないと思います。最悪途中で怪我やリタイアをしていたかもしれません。

それに、私たちが登り始めたのが夕方だったのも大きかったです。
夜の眷属である我輩が、太陽が照りまくりの日中に登り切る自信はない笑

下山のときもそうですね。割と曇っていてくれたので、太陽にやられずに下山することができました。日光がギラギラしていたらかなりつらかったはずです。

メンタル面でいうと、心が折れることはなかったですね。
登る前から、「絶対きつい。下手すると死ぬ・・」くらいに考えていたのは大きかったです。人生においてこれより辛い体験は他にもあるし、高山病にかからない限り折れることはなかったはずです。

身体面でいうと、限界でしたね笑
足の裏や太ももや肩がめちゃくちゃ痛くて、最後らへんは足が痙攣していたり、割とギリギリでした。あそこまで足の裏が痛くなった経験は今までありません。

とはいえ登頂できました。体力に自信がなかったし、やる気もゼロでしたが、かなりいい経験ができたと思っています。そして、こうなることはある程度わかっていました。

「めちゃくちゃきついし大変だろうけど、絶対にいい経験になる!けどマジでダルいし怖い!!」みたいなことって、皆さんにもあるはずです。

私にとっては、そのうちの一つが”富士山に登ること”でした。だって、登ってみなきゃ見えないものってあるでしょう?
富士山に登るつらさや大変さを想像することができないように、逆に”良い部分”も想像することができないんです。

人に感想を聞いても効力は薄くて、結局は自身で体験してみないと分からないんですよね。
中でも日本一高い富士山は特殊なので、そこで出来る体験も特殊なんだろうなと思っていました。しかし、肝心のその中身が分からないので、登りたかったんです。そう思ったのが、以前、静岡県御殿場市で富士山を見た時でした。

実際に登ってみて、そこでしかできない体験ができました。同時に、私はこうも思うのです。

「後からこの体験が生きてくるんだろうな」と。

「富士山に登った」という大きな”点”ができただけで、それが何かと繋がって”線”になるのはまだ先の話だと思っています。

まとめ

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この経験がどこで繋がって、人生にどう影響するかを考えます。
それはまるで、中身が何か分からない卵を育てている感覚にも似ています。

まあ偉そうに言っていますが、たった一度だけしか経験していません。それでも、これだけは言えます。

「富士山に登る痛みも、苦しみも、喜びも、その先も、登ること以外では決して経験できません」

超面倒くさかったけど、登ってみてよかったということですね。
そうそう、翌日の筋肉痛は思っていたよりなかったです。もちろん痛みはありますが、この10倍くらいを想像していたので、大したことないです。

それでは、最後はこの言葉で締めましょう。

「富士山はでかい」

最後までお付き合い頂きありがとうございました。